kcozy's blog

いろいろ

『名称未設定ファイル』を読んで

『名称未設定ファイル』という本を読みました.


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名称未設定ファイル

名称未設定ファイル

 

 

この本の内容は一部Webで公開されています.

kinonoki.com

 

作者について

作者は品田遊さんです.その中身はTwitterをやってれば絶対に見かけるであろうダ・ヴィンチ・恐山さんです.

 

twitter.com

ascii.jp

 

私は物心ついたときには恐山さんのTwitterをフォローしていました.

毎週木曜日更新の,同じくインターネットが生んだインターネット太郎ことARuFaさんとともに収録されている「匿名ラジオ」を聞くとどんな方かわかると思います(キモオタラジオではない).

 


匿名ラジオ/#47「二人の本が発売されるからラジオで告知しちゃえ!」

 

表紙について

前作の「止まりだしたら走らない」同様に,本作品もイラストに凝っています.

止まりだしたら走らない

止まりだしたら走らない

 

本作の表紙も初見では意味不明ですが,中身を読むとなんとなく意味するところがつかめる気がします.

 

内容について

全17話の短編集で構成されていますが,それぞれの文量がかなり異なります.その中でも個人的に気に入った話をピックアップします(偶然全部Webで見れる作品でした).

01 猫を持ち上げるな

近代のインターネットzubuzubu人間たちが読むといいと思います.中身は猫を持ち上げることに関しての論争(いわゆる炎上)をある男が俯瞰している話です.実際におきてもおかしくないようなストーリー展開で苦笑いしてしまいます.この話はWebで読むことができます.

kinonoki.com

 

09 過程の医学

人類の幸福を追求する人間の話です.よくあるDeep Learningでシンギュラリティを超えたディストピアって感じが品田遊流に書かれています.この話もWebで読むことができます.

kinonoki.com

 

15 最後の1日

個人的に一番おすすめなのはこの話です.近代のインターネットzubuzubu学生が読むべきだと思います.特にソシャゲーマー,ツイ廃,botお人形遊びに当てはまる人は猛省できるのではないでしょうか.この話もWebで読むことができます.

kinonoki.com

 

まとめ

今日届いて読んだ勢いで感想を完走しました.インターネットを一歩引いた目線から見ていると思っている人間たちに苦笑いをさせるような作品がたくさんありました.

軽く読める本だが扱われているテーマは現代を象徴しており,非常に示唆的だった.

 


『名称未設定ファイル』品田遊 著